はやみ眼科医院

高岡市の眼科なら はやみ眼科医院

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オルソケラトロジーについて

オルソケラトロジーとは?

「近視は不便だから困っている、だけど手術は怖くて」
「手術を受けたかったが、手術は向かないと言われた」
「職業上視力が必要だが、近視矯正手術は禁止されていて」
「小学生ですが、手術は受けられないのですか?」
これまで近視矯正手術でカバーしきれなかった方々のこうした声にお応えする新しい治療法「オルソケラトロジー(角膜矯正療法)」とは、特殊なハードコンタクトレンズを用いて眠っている間に角膜の形を整えて近視を矯正する、全く新しい近視治療法です。
この治療法は、裏面に特殊な加エのしてあるハードコンタクトレンズ(1眼ごとの完全オーダーメイド)を毎晩就寝前に装用して眠ります。外してしまうと見えなくなる今までのコンタクトレンズとは異なり、朝起きてレンズを外した後もー定時間角膜が正しい形に「くせづけ」された形で保持され、視力回復効果が得られます。続ける事で徐々に視力回復の時間は延びて行き、順調に進めば2ケ月~3ケ月後には1週間に4~5回レンズを装用するだけで視力が保てるようになります。
オルソケラトロジーとは?

 

オルソケラトロジーの概略

・夜間装用
朝つけて寝る前に外す従来のコンタクトレンズと正反対で、寝る前にレンズを装用して朝外します。酸素透過性に優れた一眼ごとの完全オーダーメイドレンズを使用するため、角膜に対する刺激やストレスは少なく、就寝中はまばたきしないので、装用感は従来の日中装用するハードコンタクトレンズより優れています。
・可逆性
外科的な手術治療ではないため、装用を中止すればいつでも元の状態に戻せます。つまり、逆に視力回復効果を保持するためには、毎日装用を続ける必要があります。
・1~2ケ月かけて視力回復
治療開始直後の視力回復時間は短いですが、毎日の装用を続けることで、角膜は正しい形に「くせづけ」されていき、視力保持の時間も延びていきます。順調に進めば、2~3ケ月後には遇に4~5日レンズを使用するだけで終日視力保持できるようになります。
・軽めの近視が最適です!
オルソケラトロジーレンズで有効な近視矯正効果が得られるのは、軽度~中等度近視です。強い近視の場合や、乱視が強い場合は効果が出にくく、時間もかなりかかるため、あまりお勧めできません。
・リスクはハードコンタクトレンズと同じ
この治療で起こりうるリスクは、従来の昼間装用ハードコンタクトレンズと同程度です。適切なケア・装用スケジュールを守る、定期検診を受けるなど、眼科医からの指示を守って頂く必要があります。有効な近視矯正効果を得るためには患者さまのご理解とご協力が不可欠です。
・保険適応外
眼鏡・コンタクトレンズ・近視矯正手術などの他の近視矯正手段と同様に、オルソケラトロジー治療にも保険は適応されまん。全額自己負担となります。
・治療費用
治療費用は片眼につき7万円です(税別)。
オルソケラトロジーの概略

 

オルソケラトロジーの歴史と安全性

もともとの原理や理論は今から約40年近く前の1962年に遡って米国で確立されたものです。しかし近年になって実際に安心して処方できるようになったといえるでしょう。何が進歩したかと言えば、(素材の開発・コンピュータ制御による精密機械でのレンズ製造技術の向上・レンズデザインの改良・角膜解析等の診断機器の開発・フィツテング技術の進歩等)があげられます。
これまでに米国・英国・豪州・カナダ・香港・台湾・韓国・南ア・オランダ等でのべ100万人以上の多くの患者がこの治療法を受けて特別な合併症なしに効果をあげています。こうした事実から、この治療法はシンガポール・イタリア・スペインにおいても眼科医学界や行政当局にも受け入れられてきています。外科的な視力矯正方であるRK・PRKと全く異なり、角膜組織を傷つけることがないので、夜間における視力低下・角膜退行萎縮等の問題は起こりません。治療に使用するコンタクトレンズは通常の酸素透過性ハードレンズなので、従来ハードコンタクトレンズの装用と同様の取扱注意が必要ですが、起こり得るリスクは全く同様です。レンズを清潔に保ち、装用に慣れ、眼科専門医の定期検査及び指導に従っていれば殆どリスクは生じません。
オルソケラトロジーの歴史と安全性

 

適応(年齢制限等)・注意点について

年齢制限は事実上ありません。むしろ新陳代謝が活発で、柔らかい角膜をもつ子供には特に非常に優れた効果を発揮します。このため仮性近視は非常によい適応であるといえます。仮性近視の子供や青少年には、近視進行の抑制・矯正改善に有用です。子供に限らず、本人に医師の指導を正しく理解できないか、あるいは実行できない心配がある場合はこれを補うことのできる人が身近にいる必要があります。 ・適応する方
■ 軽度~中程度の近視(-4D:ジオプター迄が良い適応)
■ 軽い乱視(度数は-1D程度まで)
■ 7歳~65歳
すべての方に適応するわけではありません。(問診や検査、診察を行った上で判断されますので院長ご相談さい。)
・適応しない方
■ 強度近視(場合によっては可能なこともあります)
■ 強い乱視
■ 眼科的疾患のある方
■ ひどいドライアイの方
■ ひどいアレルギーをお持ちの方
■ その他医師から不適応と判断された方
■ 医師の指示を守れない方
・注意点
日本国内で厚生労働省の認可を受けた数社によりオルソケラトロジーレンズの取り扱いが可能となりましたが、保険診療適応外ですので自由診療となます。また、日本眼科学会主催の講習を修了した眼科専門医の指導のもとで治療を受けなければなりません。
適応(年齢制限等)・注意点について
適応(年齢制限等)・注意点について

 

当院でのオルソケラトロジー実績(治療前後の視力変化)





R/L 治療前裸眼視力
(矯正視力)
治療後裸眼
視力
T.M 11
R 0.1(1.0×-5.5D 0.9p
L 0.1(1.0×-5.75D) 1.2
W.R 7
R 0.2p(1.5p×-1.75D) 1.5
L 0.7p(1.2×-0.75D) 1.5
S.Y 10
R 0.1p(1.5×-2.75D) 1.5p
L 0.2(1.2×-2.5D) 1.2
T.T 12
R 0.2(1.2×-4.5D) 1.0
L 0.2(1.0×-4.75D) 1.5p
O.T 9
R 0.2(1.2×-2.5D) 1.2
L 0.1(1.2p×-2.25D) 1.2
M.J 34
R 0.7(1.2×-2.5D) 1.5
L 0.6(1.5×-2.0D) 1.5
T.S 9
R 0.3(1.5p×-1.5D) 1.5
L 0.5(1.5×-1.5D) 1.5p
I.R 9
R 0.2(1.5×-2.5D) 1.5
L 0.3p(1.5p×-3.0D) 1.5
Y.F 14
R 0.06(1.2×-5.5D) 1.0p
L 0.1p
(1.2×-5.0D=cyl-0.75DA×180°)
1.5
Y.T 14
R 0.3(1.2×-4.0D) 1.2
L 0.3
(1.5×-4.0D=cyl-0.75DA×90°)
1.5p
O.N 13
R 0.4(1.0×-4.0D) 1.5
L 0.4p
(1.0×-3.5D=cyl-1.0DA×180°)
1.2p
K.M 8
R 0.6p(1.5p×-3.0D) 1.5
L 0.7p(1.5×-2.75D) 1.0p
Y.Y 12
R 0.3p(1.5p×-2.5D) 1.5
L 0.2p(1.5p×-2.75D) 1.5
H.T 10
R 0.2(1.5×-1.0D) 1.5
L 0.2(1.5×-1.0D) 1.5
S.T 28
R 0.7
(1.5×-1.0D=cyl-0.75DA×180°)
1.5
L 0.5
(1.5×-1.5D=cyl-0.75DA×180°)
1.2
K.A 47
R 0.4
(1.2×-4.5D=cyl-0.75DA×90°)
1.5
L 0.3
(1.0×-4.5D=cyl-0.75DA×120°)
1.2
H.K 28
R 0.08(1.0×-5.0D) 0.9
L 0.02(1.0×-4.5D) 1.0p
K.K 18
R 0.1(1.5×-1.5D) 1.2
L 0.2(1.5×-1.5D) 1.5
I.T 11
R 0.3(1.2×-3.5D)  1.5
L 0.4p(1.2×-3.25D) 1.5
S.M 9
R 0.3p(1.2×-3.5D) 1.2
L 0.2(1.2×-3.5D)  1.5
M.K 44
R 0.01(1.2p×-4.25D) 1.2p
L 0.01(1.0×-4.75D) 1.0p
F.T 9
R 0.3(1.2×-3.0D) 2.0
L 0.4(1.0×-2.5D)  1.2
M.K 9
R 0.3(1.5p×-1.0D) 1.2
L 0.6(1.5×-1.0D) 1.5
I.T 45
R 0.2(1.5p×-6.25D) 0.9
L 0.3(1.5×-5.25D) 1.0
M.K 10
R 0.4(1.5×-1.5D) 2.0
L 0.5(1.2×-1.25D) 2.0
A.K 19
R 0.1(1.2×-4.25D) 1.5p
L 0.1(1.5p×-4.25D) 1.2p